妊娠3ヶ月目は、多くの人が産婦人科での妊娠診断を受け、「妊娠した」という事実を受け入れたと同時にお腹の中の赤ちゃんへの愛情が育っている頃だと思います。
妊娠3ヶ月目、この頃は実はママにとって、症状の程度には個人差がありますが、つわりがピークを迎える時期だから、少しつらい時期です。
つわりの症状として、吐き気や胃のむかむか、眠さやだるさ、
不快な症状が続きますが、これも赤ちゃんが元気に育っている証拠ですので、
もう少しの間と、頑張りましょうね^^。
妊娠3ヶ月目の頃は胎盤はまだ完成していませんが、へその緒を通じて、
少しずつ赤ちゃんへの栄養補給が始まっています。
外見からはまだお腹の大きさは目立ちませんが、
子宮は、妊娠10週になると握りこぶしくらいの大きさになります。
子宮が大きくなるため、膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、
足の付け根に痛みを感じたり、下腹部に圧迫感を感じることもあります。
また、大きくなる子宮に周囲の筋肉が引っ張られるため、下腹部につれるような軽い痛みを感じる人もいます。
乳房はさらに張るようになり、乳首も敏感になります。
そして、おりものが増えます、というのは妊娠するとホルモンの分泌量が増え、
新陳代謝が活発になるからです。
おりものの量が増えただけであれば心配はいりませんので、
下着をこまめに替えるなど、清潔を保ってください。
でも、白いボロボロした感じであるとか泡状であるなど、いつもと状態や色が違ったり、においが強い時は、膣炎などの病気の心配もありますので、受診し相談してください。
妊娠3ヶ月 赤ちゃん
妊娠3ヶ月目、つわりで体がだるくて仕方ないママとは対照的に、
この頃の赤ちゃんはすくすくと元気に、そして着々と人間らしい体になってきています。
妊娠3ヶ月に入る8週目になると、人間の赤ちゃんとして「胎児」と呼ばれます
(妊娠2ヶ月の頃には「胎芽(たいが)」)
頭や胴、足がはっきりしてきて、顔もおでこやあご、まぶたができ、そしてしっぽは完全になくなり、人間らしい顔立ちになります。
赤ちゃんの内臓はさらに発達し、肝臓が本格的に血液を作り始めたり、血液循環も始まったり、羊水を飲んで時々おしっこをするようにもなります。
へその緒も長くなることもあって、羊水の中を動き回れるようになります。
羊水の中では体を曲げ伸ばしたり、手足を動かしたりと活発に動きます
ただ、皮膚の色はまだ透明で、血管や内臓が透けて見えます。
妊娠3ヶ月目のこの頃から、胎盤とへその緒を通してママから栄養をもらうようになります。
11週の終わり頃になると、外性器も発達して男女の性別がはっきりしてきます。
妊娠すると赤ちゃんの性別が気になってしまうものですが、まだ超音波映像で捉えるのは難しいですね。
赤ちゃんの心拍は、1分間に120?140で、大人の約2倍の速さです。
赤ちゃんが元気かどうか調べる時に重要なのが、超音波検査で確認できる心拍です。
小さな心臓を一生懸命に動かして成長しているのですね^^。
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