ヨーグルトの歴史

食物と健康

乳酸菌を利用した食品と言えば「ヨーグルト」を思い浮かべる人は多いと思います。
ヨーグルトの歴史はとても古く、初めて作られたヨーグルトは紀元前3000年頃なのです。
ブルガリアの人が袋の中に生乳を入れたものを持ち歩いていたところ、バクテリアによって自然にヨーグルトのようになったことが、ヨーグルトの始まりだったのです。
ブルガリアの人々がヨーロッパに移住し始めると、ヨーグルトはヨーロッパ中に広がっていきました。
ロシアでは「ケフィール」、インドでは「ダヒ」と呼ばれるヨーグルトなど、その土地に合ったヨーグルトが次々に誕生していきました。
1900年代初めには、ロシアのメチニコフという学者が、ブルガリアの人々が長生きなのはヨーグルトに含まれる乳酸菌の効果によるものが大きい、
という説を唱え、以来、ヨーグルトは健康食品として世界に広められるようになりました。
1969年には果肉が入ったヨーグルト、1971年にはプレーンヨーグルトが販売されるようになりました。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類も様々で、人それぞれ、体質や体調に合ったものを選ぶことができるようになっています。
自分の腸と相性の良いお気に入りのヨーグルトを見つけて腸の健康を心がけてくださいね。
日本にヨーグルトが伝わってきたのは、7世紀頃だと言われていますが、最初は「薬」として、一部の人々にのみ利用されていたようです。

ヨーグルト 乳酸菌パワー

乳酸菌には様々な種類がありますが、ヨーグルトに使われている乳酸菌にはビフィズス菌、ブルガリア菌、アシドフィルス菌、サーモフィルス菌などがあります。
これらの菌は「善玉菌」として、腸内環境を整える働きをしています
これらの乳酸菌を使うことによって、ヨーグルト独特の風味が生まれます。ヨーグルトの酸味のある味や、ねばっとした食感など、ヨーグルトの美味しさは乳酸菌によるものなのです。
また、ヨーグルトを酸性にして腐敗菌の増殖を抑える働きがあるので、保存性が高まる効果があります。
さらに、消化吸収されやすいという利点もあります。体調が悪い時にはヨーグルトが良いと言われているのは消化が良く体に優しいからなのです。
その他にも免疫力を高める効果や、ナチュラルキラー細胞と呼ばれるガン細胞を殺す働きのある細胞を活性化させる効果もありますよ。
色々な効果のある乳酸菌ですが、菌の中でもそれぞれ特徴や性質が少しずつ異なります。
ヨーグルトは何種類かの乳酸菌を組み合わせて作られていますが、
どの菌を使っているヨーグルトが一番体に良いのと悩んでしまう人も多いとおもいますが、乳酸菌にはそれぞれ個性があり、
人それぞれ、腸との相性は様々なのです。
どの菌が一番体に良い、とはっきり言うことはできないのです。
他の人が食べて効果のあったヨーグルトでも、自分には全く効果の得られない場合もあります、色々なヨーグルトを試して自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
おいしくいただき、健康になる、食こそ健康の基本ではないでしょうか^^

乳酸菌を含む食品、ヨーグルトの種類

ヨーグルトは普段から食べていると思います、
普段何気なく食べているヨーグルトですが、
乳酸菌を多く含む食品といわれているのがヨーグルトです。
腸内環境を整える善玉菌の代表格ともいえるのが「乳酸菌」ですね。
毎朝ヨーグルトを食べているという人もいますよね。
ヨーグルトには様々な種類があります。
色々なバリエーションを楽しんでみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました