疲労とは

肉体の疲労は、運動や労働などにより、活性酸素が筋肉で生産され、その結果筋肉組織が損傷を受けます。
損傷を受けた部分の回復に、筋肉でサイトカインという物質が作り出されます。
その生成や、脳に運ぶときに、代謝や神経伝達の異常がおこり、疲労を感じることになります。
病は気からというように、精神的な疲労が、肉体に影響を及ぼすこともあります。
体が疲れていても、心が元気だと、回復も早いものです。
精神的な疲労も、同じ仕組みです。
これは、シナプスという、神経組織をくっつけているものが傷つくからです。
今までは一般的に、疲労の原因物質は乳酸で、筋肉にたまるから疲労を感じるといわれてきましたが、この説は最近なくなってきています。
乳酸は、脳神経系では重要なエネルギー源であり、疲弊した筋肉の回復を早くする物質ということがわかってきました。
今までの常識が、科学の証明により、どんどん変わってきています。
豊富な情報を的確に取り入れて、自分の体に向き合っていくことが、大切ですね。

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