メタボとは

病気と健康

2008年4月からメタボ検診が実施されますが、実際どういった検診を行うかという内容についてはあまり知られていません。
そこで、ここではメタボ検診の内容についてご説明したいと思います。

腹囲はお腹のサイズを測り、脂肪の量を大まかに把握するために検査します。これらの項目で問題があると判断された場合、
医師や保健士、または管理栄養士といった専門家と面接を行い、改善方法を一緒になって検討するという流れになります。

血糖値も、糖尿病などの生活習慣病を診断する上で必要な指標なので、測定します。
コレステロール値は肥満や動脈硬化などの病気を診断するため、そして食生活の乱れを判断する材料として検査を行います。

血圧は生活習慣病である高血圧の診断を行うために測定します。
メタボ検診で検査するのは、腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の4項目です。

メタボ検診は、即命に関わるような病気を診断するものではありません。
これまでの健康診断は、結果が出ても「病院に行ってください」という申告書を送付するのみで、強い勧告などはせず、
個人に判断を委ねていましたが、このメタボ検診ではそこから更に一歩踏み込んだ健康診断を実施するという事になります。

それ故に、実際に数値を突き付けられても「まあ良いか」で済ませてしまう恐れがあります。

それをできる限り回避する為の処置と言えるでしょう。

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