糖尿病発症の仕組みとは
糖尿病はインスリンがない、もしくは効きが悪く、血糖、
すなわち血液中のブドウ糖の量が通常よりも多くなり、
様々な合併症のリスクがある病気です。
ブドウ糖とは、何でしょう?そして、どのように糖尿病は発症するのでしょう?
穀類(ご飯、パン類、麺類)・いも類などに含まれる炭水化物が消化されてブドウ糖になります。
ブドウ糖は、体を動かすエネルギーとなるもので、エネルギーとして使われなかったブドウ糖は体脂肪になります。
このように、本来ブドウ糖は脳や活動のエネルギーとして大切なものなのです。
このブドウ糖を細胞に取り込むのに必要なのが、すい臓で作られるインスリンです。
すい臓で作られるはずのインスリンが作られない、もしくは作られているのに効きが悪い場合、
ブドウ糖が細胞に取り込まれず血液中に蓄積します。
このようにして血糖値が上がり、糖尿病となるのです。
インスリンの働きを活発にさせるために、定期的な運動が
他の病気にかかりにくい体力をつけるため、運動療法が糖尿病には勧められるのです。
ただし、運動がインスリンの働きを活発にさせるので、運動量によっては低血糖になる危険性もあり、
そのために医師との相談のうえで運動するのが良いのです。
糖尿病には、規則正しい食事や運動、薬は、このようにブドウ糖の量を調節するために重要なのです。
自分の体の仕組みを知って、栄養バランスのとれた食事や、血糖値を正常値に保つよう運動を続けること、
適切な薬を利用が、あなたの体を守るのです。
また、糖尿病にかかっていない人も、食事や運動に気をつけることが糖尿病、
その他の病気にかからないようことにつながります。
コメント