虚血性心疾患の食

心臓病のなかでも近年、特に注目を浴びているのが、狭心症や心筋梗塞といった、

虚血性心疾患です。

虚血性心疾患は心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を供給する血管「冠動脈」が硬化し、冠動脈内部が狭まってしまうために、血流が悪くなったり、血管が閉じてしまってその先の部分が破壊されてしまう疾患です。

虚血性心疾患の治療では、動脈硬化を改善することが求められます。

(血中コレステロール、中性脂肪、血圧、減量など)

虚血性心疾患を招く要因は、

1.高血圧

2.肥満

3.糖尿病

4.高脂血症

5.痛風

6.喫煙や運動不足です。

これらの危険因子を減らすためにも、注意した食事改善が求められます

食事は、心臓に負担をかけないように、エネルギーや脂肪を抑え、塩分の摂取も制限します。そうすることで徐々に心臓の機能を回復させていくのです。

1.肥満を解消するために、過食や早食いの習慣を改める。

2.良質のたんぱく質(脂肪の少ない赤身肉、魚、卵、大豆製品)をとる。

3.塩分を控える(1日7グラム以下。高血圧やむくみがひどい場合は、1日5?3グラム以下に)。

4.植物性油や魚の油をとり、動物性脂肪は控える。

5.ビタミン、ミネラル、食物繊維を充分にとる(ビタミンやミネラルは心筋や血液を強化します。また食物繊維は血中コレステロールを排出し、便通を整えます。便秘は心臓を圧迫し、血圧を上昇させます)。

6.水分、糖質を控える。

7.禁煙し、酒やコーヒーなどはやめる。

日常の生活習慣を変えることはちょっと抵抗がありますが、すこしずつ慣れていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました