肩こりは年配の人の専売特許のように若い人にはないイメージがありますが、
実際はどうなのでしょうか?
肩こりを訴えている人を年齢別に見てみますと、
一般的に、15歳~24歳にかけて肩こりが辛くなってくるようです。
働き盛りに差し掛かる30歳前後で、肩こりのピークを迎えていき、
60歳を過ぎる頃まで続き、肩こりを訴える人の数も増加していきます。
肩こりは確かに加齢と共に増加傾向にあるようです、
しかし、面白い事に、定年を過ぎる65歳を超えた頃から、
肩こりの症状を訴える人の数が減少していきます。
働き盛りから60歳頃までというのは、パソコン作業などのデスクワーク、
また上司や部下に挟まれるなど、ストレスによる肩こりが多くなってくると考えられますね。
定年を迎え、パソコンで長時間作業する事も無くなり、
精神的にも解放された気分になる事が原因で肩こりの症状が減少と思われます。
若い世代で肩こりを訴えている人は、仕事上に関係する事が主な原因となっており、
それ以降の加齢による肩こりは、筋肉の衰えや血流の悪さ等の身体的な事が主な原因になっていると考えられます。
確かに、加齢と共に肩こりは起こっていきますが、必ずしも肩こりの原因は加齢だけではなく、
デスクワークやストレス等にも深く関係していると考えられますね。
肩こりの対策として、ストレスを軽減する、血行促進等を注意するようにしたいものですね。
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